2018年09月05日

プロ意識とは何ですか?


お金をもらって演技し、プロとしての責任を果たす、まさにその自覚と気骨です。

しかし、「職業=声優」を目指すあなたが専門学校や声優養成所などに通う間、つまり「学生」「生徒」「塾生」などと呼ばれる立場にいる間は、現場に出たり、見学したり出来る機会は非常に限られています(または皆無です)。
プロと同じ土俵で勝負する覚悟を持て、プロ意識を持て、と先輩や講師陣から言われても、漠然としか捉えられない現状、プロとの壁のようなものがそこには存在します。

将来、新人声優になることが出来て、実際に一つ二つと仕事をもらえて現場に出るようになって初めて、「職業=声優」とは、プロ意識とはどういうことか思い知らされる──あなたもそんな「新人声優」予備軍かもしれません。

では、社会的なプロ意識について改めて考えてみます。

「お金をもらう」「報酬を得る」ために「求められる技術を提供」する。

それは何も声優に限ったことではありません。一般的に「技術職」と呼ばれる方達は皆そうです。職人といえばよりピンとくるかもしれません。

その技能を習得するまでに一体どのくらいの時間を費やし、研鑽を積み重ね、更に新しい技術を求め、たゆみない努力を続けているのかを考えれば、自ずと身を引き締めることになります。
声優業は「技能職」=「職人」であることを決して忘れてはなりません。



声の職人

昨今は芸能人として扱われるシーンが多くなっているため、つい派手な面ばかりクローズアップされがちですが、声優こそが「声の職人」であることを今一度しっかりと認識してほしいと思います。
衣装を着こなし、歌って踊ってトークして……そういった力を求められていることも間違いありませんが、
「声の演技」だけで人の心を動かすことのできる、稀有な職業なのです。
「芸能人」である前に「声の職人」であることを肝に命じてください。

今から「プロ意識」に向かうための「強い意志」を養ってください。
そして来るべきその時、ぜひ、あなたの声と演技で対価を得、「声の職人」としてプロの責任を果たしてください。

では、また。
posted by さくらちるる at 13:34| Comment(0) | 基礎トレーニング