2018年03月18日

多少滑舌が甘くても声優になれますか?

image

なれません。

そういった甘い考えを持っていること自体、声優に向いていないと言えるでしょう。
人間とは弱い生き物です。
「少しくらいは…」という勝手な自己判断で自分を甘やかし、夢だけを見る人の何と多いことか。

僕はよくこういう言い方をします。
「君が聴いているユーザーの立場だったらどう? 滑舌の悪いセリフを聞かされてどう思う? 楽しめる? そこから何か感情やらメッセージやらを受けとれる? キャラや作品に共感できる? それでも寛大な心でお金を払える?」
いやあ、そこにはただただ苦痛と嫌悪があるだけです。
たとえば、小劇団の舞台に誘われて観に行ったら、声の小さい役者は聞こえない、滑舌の悪い役者は何を言っているのかさっぱり分からない。そんな思いをさせられることがしばしばあります。
これでは観劇どころじゃありませんよね。何もかもぶち壊しです。

image

つまり、自己満足だけで『お客さん』のことを何も考えていない、エンターテインメントの世界で生きていく資格のない、残念な人種に自分がなっていないか…それを今一度考えてほしいのです。

正しいトレーニングを積み重ねよう

あと、今の自分の練習方法を見直しましょう。
まず、自分は人よりも努力しているのか? それは2倍なのか? 5倍なのか? 10倍なのか?
もし実際に努力しているのに成果が現れないのであれば…
それは練習方法が間違っているのです。

例えば、滑舌のトレーニングを毎日欠かさず2時間、3ヶ月続けているけど一向に良くならないとお嘆きの方がいれば、それは明らかに間違ったトレーニングで時間と労力を無駄にしています。
常に自分のトレーニングを見直し、新しい方法を取得していかなければなりません。

良いトレーナーを見つけよう

また、個人の努力では限界もあります。
その時には、プロの力を借りましょう。自分に合ったボイストレーナーを探すのです。無料の体験教室にどんどん顔を出し、自分の弱点克服に力を貸してくれる『厳しいトレーナー』を見つけましょう。

弱点だった滑舌を1年で克服し、さらに1年磨きをかけてプロになった子が、僕の教え子にいます。その子はプロのボイストレーナーと共に、徹底的に自分の滑舌を鍛え直しました。

甘えてはいけません。
『滑舌の達人』を目指しましょう。
『滑舌の達人』になれば、プロの世界で食いっぱぐれることはないのですから。

image


それでは、また。
posted by さくらちるる at 10:20| Comment(0) | 滑舌
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。